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「ハロウィンのオバケが世界中のこどもにお菓子を届けてくれますように」
チョコレートの原材料、生産国西アフリカの児童労働の問題、14歳以下の子供が強制的に過酷な労働をさせられ、然もチョコレートの味を知らないというのです。
日本でも、他国でも貧しさ故にお菓子を口にできないこどもがいるといいます。ハロウィンのオバケが世界のすみずみまでお菓子を届けてくれたら本当のHappy Halloweenになるでしょう。 -
「愛は力」
2011年春の作品展に向けて制作中震災が起こりました。波に漂う寿司桶を描いていた私は急きょモチーフを差し替えました。
テレビから流れる目を覆うばかりの映像、自衛隊・消防援助隊・ボランティアの方々が救助に向かう姿に心ゆさぶられ、愛の力で東北は必ず復興する。
また生命を失った方々の魂が安らかでありますように、ご家族の方々に深い慰め、助けがありますようにと祈りながら涙とともに描きました。 -
「夢は人を大きくする」
大きいお人形からどんどん小さいお人形がでてくるロシアの民芸品マトリョーシカ。
家族仲良くとか子孫の繁栄とかいろいろな意味があるようですが、並べてみると小さいものから大きいものになっていく姿を見て夢は人を大きくするという絵を描きました。
初めに麦、次にいちご、次にたまご、次にミルク、そして最後においしそうなケーキ! -
「ノアの方舟」
40日40夜の洪水のあと、解き放たれた動物のうれしそうな表情を描きました。
神様が作られたこの世界、人間の手で汚したり、人間の心で不幸にしたりの連鎖ですが、ノアの洪水はそんな世界に起こった事件。今の時代への警告か。
一人ひとりがリセットして平和を志し、動物も人間も敵や味方なく平和な世界になりますように。